UI_TouchPad

   <task pointer> = UI_TouchPad( "<callback>" [, <modal> ] )

   function <callback>(tbl)

     --[[
       tbl = {
         {
           type = PAD_ITEM_TAP / PAD_ITEM_DRAG / PAD_ITEM_RELEASE,  -- イベントの種類
           id = touch point ID,                                     -- イベントを起こしたタッチポイントID
           x = position X,                                          -- x位置
           y = position Y                                           -- y位置
         },
         {
           type = PAD_ITEM_TAP / PAD_ITEM_DRAG / PAD_ITEM_RELEASE,
           id = touch point ID,
           x = position X,
           y = position Y
         },
            :
       }
   end

引数

  • <callback> タッチパネルイベントが通知されるコールバック関数
  • <modal> trueにすることで、UI_TouchPad がモーダルスタックに乗る。デフォルトはfalse

戻り値

  • <task pointer> 生成された UI_TouchPad タスクのポインタ

解説

タッチパネルデバイスイベントキュー内容を通知する。通知は毎フレーム行われる。

コールバック関数は一つだけ引数を持ち、その引数はキュー内容を時系列順に並べたテーブルとなる。

コマンド

UI_TOUCHPAD_SET_GROUP
UI_TouchPadをUI_FormやUI_Listと同様グループに所属させる。 指定されたグループの他のフォーム等が操作中、UI_TouchPadのコールバックは呼ばれなくなる。また、後述のUI_TOUCHPAD_LOCKで同グループの他のフォーム等の操作を禁止することができる。
  • UI_TOUCHPAD_SET_GROUP
       pTouchPad = UI_TouchPad(...)
       sysCommand(pTouchPad, UI_TOUCHPAD_SET_GROUP, "<group-name>")
    
UI_TOUCHPAD_LOCK
UI_TouchPadおよび所属するグループのworking状態を設定する。 他のFormやListと同じグループに所属している場合、それらの操作は設定した状態の影響を受ける。
  • UI_TOUCHPAD_LOCK
       pTouchPad = UI_TouchPad(...)
       sysCommand(pTouchPad, UI_TOUCHPAD_LOCK, <working-status>)
    
       <working-status>  trueで操作中(working:他はブロックされる) / false で未操作(not working:他も操作可能)
    
UI_TOUCHPAD_GET_ALL
UI_TouchPad が、他のタスクによってマーク済みのイベントも含めて通知するか否かを設定する。 起動直後は false を指定した場合(通知しない)になっている。
  • UI_TOUCHPAD_GET_ALL
       pTouchPad = UI_TouchPad(...)
       sysCommand(pTouchPad, UI_TOUCHPAD_GET_ALL, <get-all-enable>)
    
       <get-all-enable>  true:マーク済みのイベントも通知する / false:マーク済みのイベントは通知しない(default)